「はじまりの地 大和 いざ奈良へ」
令和5年度 第五十六回遠州流茶道全国大会は、奈良支部・大阪支部合同で開催させていただきます。心の復興を茶の道に託した紅心宗慶宗匠と写経勧進に奔走された高田好胤師との交流から遠州流茶道と薬師寺様とのご縁となり、宗実お家元に引き継がれ今日に至ります。この度の全国大会では、薬師寺様一山挙げて茶会にご協力をいただきます。白鳳天平の精華と人々の心寄せで復興された伽藍、「まほろば」で皆様と相集う日を楽しみにしております。各支部の皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。
奈良支部 支部長 松 本 宗 千
大阪支部 支部長 高 口 宗 蕑
○ 10月21日 (土)
大会受付 場所 ホテル日航奈良
講演会 場所 なら100年会館
講師
・MIHO MUSEUM館長 熊倉功夫氏
・奈良大学 教授 千田嘉博氏
能楽鑑賞会 場所 なら100年会館
○ 10月22日 (日)
献茶式 薬師寺 金堂
茶 会 薬師寺
懇親祝賀会 ホテル日航奈良
○ 10月23日 (月)
観 光
令和5年3月12日(日)、遠州公を偲び第377回遠州忌茶筵が東京・芝の東京美術倶楽部で行われました。茶会に先立ち花の間にて遠州茶道宗家13世小堀宗実家元が遠州公に供香供茶を奉仕されました。濃茶席は小堀宗実家元が、薄茶席は善田好日庵氏が、立礼席を遠州流茶道東京支部青年部が釜を掛けました。本年は小堀家世大膳宗慶公350回忌、12世紅心宗慶宗匠13回忌にあたるため、展観席や茶席には両者に因んだ道具が飾られました。全国から参席された来賓・門人・数寄者・茶の湯愛好者は、遠州公ゆかりの名品を愛でながらゆったりと一服を味わいました。
4年ぶりの遠州忌茶筳は、笑顔で再会!
撮影のご協力ありがとうございました。
未来たまご紅心育成賞は、次代を担う若者に対する「育成事業」に対し表彰します。
○募集期間 令和5年4月1日 ~ 8月31日 (8月31日必着)
○行事内容 令和4年4月1日 ~ 令和5年3月31日までに実施した
青少年など若年層に対する育成事業を申請して下さい。
詳細は、月刊遠州をご参照ください。
お問合せ 090-7748-5443 遠藤宗修
090-7064-8318 猪股宗伸
▼こちらから募集要項及びエントリーシートをダウンロードいただけます
新春のお慶び申し上げます。
厳しいコロナ禍に加えウクライナ戦争、物価急騰、安倍総理銃撃事件等凍りつくような厳しい時代を、穏やかな茶の湯を通して日々精進なさってお過ごしのことと存じます。
遠州流茶道は小堀遠州公を流祖に戴き、歴代お家元のご指導のお蔭で四百年という激動の歴史を糧に磨き抜いて今日を迎えました。
遠州流茶道の中には如何なる国難をも吸収し生き抜いて行く力が凝縮されています。
一服の茶を戴く時、生命の根源を戴く仕合わせを感じるのです。
お家元ご子息正大様は大本山大徳寺にて修行を勤められています。学生時代の野球部でのご活躍は私たちに希望を与えてくださいました。
大徳寺は茶道の極意を学ぶ本山であります。大往生・生命の尊厳を体得する最高の学府であり道場です。厳しい修行に堪え、遊学遊創遊行の菩薩道を体得されることを期待いたします。流祖遠州公も、さぞお喜びのことと存じます。
十三代小堀宗実家元が、四百年積み上げられた茶道を通し、英智、沈着、冷静、謙虚、革新、慈愛の武士道を貫かれるお姿に、日本人としての品格・誇りを学ばせて戴いております。
生命の尊厳である敬い・感謝・禮儀を形として継承していく茶道は、日本国のみならず世界人類の尊ぶべき目標でもあります。
今年も茶道を通し心豊かな日々を一人でも多くの方々に伝えてまいりましょう。
皆さまのご健勝心より祈念申し上げます。
合掌
令和五年 元旦
遠州流茶道連盟
理事長 長谷川宗裕
新年明けましておめでとうございます
新春を迎え皆さまの
ご多幸をお祈り申し上げます
本年も遠州流のお茶を通して
皆さまの心が豊かになるよう
活動して参りたいと思います
何卒よろしくお願い申し上げます
令和五年元旦
遠州流茶道連盟本部