年頭のご挨拶 長谷川宗裕理事長

更新日:2023.01.1

新春のお慶び申し上げます。
 厳しいコロナ禍に加えウクライナ戦争、物価急騰、安倍総理銃撃事件等凍りつくような厳しい時代を、穏やかな茶の湯を通して日々精進なさってお過ごしのことと存じます。 
 遠州流茶道は小堀遠州公を流祖に戴き、歴代お家元のご指導のお蔭で四百年という激動の歴史を糧に磨き抜いて今日を迎えました。
 遠州流茶道の中には如何なる国難をも吸収し生き抜いて行く力が凝縮されています。
一服の茶を戴く時、生命の根源を戴く仕合わせを感じるのです。
 お家元ご子息正大様は大本山大徳寺にて修行を勤められています。学生時代の野球部でのご活躍は私たちに希望を与えてくださいました。
 大徳寺は茶道の極意を学ぶ本山であります。大往生・生命の尊厳を体得する最高の学府であり道場です。厳しい修行に堪え、遊学遊創遊行の菩薩道を体得されることを期待いたします。流祖遠州公も、さぞお喜びのことと存じます。
 十三代小堀宗実家元が、四百年積み上げられた茶道を通し、英智、沈着、冷静、謙虚、革新、慈愛の武士道を貫かれるお姿に、日本人としての品格・誇りを学ばせて戴いております。
 生命の尊厳である敬い・感謝・禮儀を形として継承していく茶道は、日本国のみならず世界人類の尊ぶべき目標でもあります。
 今年も茶道を通し心豊かな日々を一人でも多くの方々に伝えてまいりましょう。
皆さまのご健勝心より祈念申し上げます。

合掌

令和五年 元旦
遠州流茶道連盟
理事長 長谷川宗裕