第7回教授会は九月十九日に初の試みとしてオンライン配信を行い、テーマ:道、本年度特別テーマ:「withコロナ」としてのお稽古のあり方を無事に終了致しました。全国の教授者の皆様に多数ご参加下さいまして心より厚く御礼申し上げます。
第8回教授会は、来年八月二十九日に当初予定をしておりましたが、オリンピック・パラリンピック繰り延べにより未確定となっております。オリンピック・パラリンピック確定後、速やかに日程を取り決めたいと思います。是非とも会場で皆様と共に教授会を開催いたしたいと存じます。
教授会 会 長 古田宗祥
副会長 薄田宗基
第54回遠州流茶道全国大会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために令和2年度の開催は延期となりました。
協議を重ね、このたび令和3年10月23・24・25日の3日間、岡山で開催することを決定いたしました。どうか、来年は、この騒動が収まっていることを念じつつ皆様にご報告させていただきます。
岡山支部支部長 生島 宗道
実行委員長 小見山宗尽
遠州流茶道連盟本部 事務局でございます。
8月24日までに教授会にお申込みいただきました方への「お申込受付完了」自動返信メールに記載されておりましたライブ配信日(開催日)に誤りがありました。誠に申し訳ございません。
正しくは、9月19日(土)13:00よりライブ配信いたします。
何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
●訂正
【誤】9月17日 →【正】9月19日(土)
日時:令和2年9月19日(土) 13:00~16:00
開催方式:youtubeライブ配信
▼教授会に関するお問合せは…
遠州流茶道連盟本部 事務局 信田まで
enshu.honbu@gmail.com
未来たまご紅心育成賞は、次代を担う若者に対する「育成事業」に対し表彰します。
○募集期間 令和2年4月1日 ~ 8月31日 (8月31日必着)
○行事内容 令和元年4月1日 ~ 令和2年3月31日までに実施した
青少年など若年層に対する育成事業を申請して下さい。
詳細は、月刊遠州をご参照ください。
お問合せ 090-7748-5443 遠藤宗修
090-7064-8318 猪股宗伸
▼こちらから募集要項及びエントリーシートをダウンロードいただけます
お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
理事長より新年のご挨拶
令和初の新春を、身も心も新なる慶びと共に、お迎えになられたことと存じます。
旧年は世界の平和と国民の仕合わせ、繁栄のために、日夜、祈り尽されました平成天皇陛下がご退位になり、お厳かに新天皇陛下がご即位なさいました。
上皇様、上皇后様に心から敬意を表し、ご労苦をおねぎらい申し上げたいと存じます。
国民の父として母として仰がれました天皇陛下、皇后陛下(上皇様、上皇后様)を戴く日本国に生を受けましたことに、心から仕合わせを感じ、感謝申し上げずにおれません。
5月1日は御即位、10月22日には即位礼正殿の儀、11月14日の夜から15日朝にかけて大嘗祭。天照皇大神様、神々様にお食事をお供えし、共に召し上り祈願を勤修され、陛下としての初のお勤めをなさいました。
世界中の心ある方々が、精神性の高い御即位の儀礼に、日本国の歴史と品位に驚きと高い敬意の念で見守られました。
遠州流茶道も大名小堀遠州を祖とし、男子一系の御皇室に準じた日本国の伝統を守り継承いたして参りました。茶道界では唯一のお家柄でございます。戦国、徳川以来400年余の永き間、幾度もの飢饉、災害、疫病を克服し、茶道の正統派を守り抜かれてきました。かつて米国最大のメトロポリタンミュージアムに日本館が併設され、最も日本館に相応しい儀式でオープンセレモニーをすることになり、遠州流茶道にお献茶をお願いしたいと懇願されました。第十二世小堀宗慶宗匠のお点前にて、当に日本ここに有りの如くに厳粛に勤修され、参加者一同に感動を与え、畏敬の念を持って歓迎されました。私も弱輩ながら同席させていただきました。
本年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。オリンピック・パラリンピック、は単にスポーツの祭典であるだけでなく前回の英国においても明らかなように、文化の祭典でもあります。
第十三世小堀宗実家元は、首都東京の代表として大きな責任あるお立場でご活躍なさいます。私たち門弟にとって誠に誇り高く、心からご支援させていただきたいと存じます。
この度、若宮町宗家お家元の聖地である道場隣接地に、多目的に使える顕彰会館を建設することになりました。今日まで聖地であるだけに不自由だった場所に隣接して建設されることにより、活発な活動場ができますことは門弟にとりまして、永年、念願でございました。遠州流茶道顕彰会館の建設に、皆さまお一人お一人の心からの御喜捨をお願いいたします。
11月9日、日光東照宮本殿にて、小堀宗実お家元によるお献茶の儀が執り行われました。初代遠州公さながらの儀式は、三代将軍徳川家光公、御三家、諸大名が勢揃いされた時と同様の筆舌を超えた尊いお献茶でした。同席させていただいた門弟は大名に等しく、心から勿体なく存じました。遠州の門弟であることの喜びは一入でございました。
新天皇陛下のお姿も尊く、令和二年のお家元始め御宗家の弥栄、門弟の皆様のご健勝、お仕合わせを心より祈念申し上げます。
皆様とともに、一人でも多くの方々に遠州流茶道のよろこびを伝えてまいりましょう。
遠州流茶道連盟
理事長 長谷川 宗裕