北村宗月 先生
プロフィール

初心者のための茶道教室 天空庵
おもてなしの心を育む
遠州流茶道の師範であり、「綺麗さび」の美意識を深く体現する北村宗月先生は、20年にわたり茶の湯と共に歩んでこられました。宗家主催の遠州忌茶会や東京支部の行事に積極的に参加され、多くの茶会や催事を通して、一期一会の精神を大切にした実践を重ねてこられています。現在は、ご自身の社中とともに、「おもてなしの心」を育む稽古を日々丁寧に続けておられます。
はじめての方にも、経験者にも
茶道の基礎から丁寧に指導されているため、まったくの初心者の方でも安心してご参加いただけます。点前や所作だけでなく、茶道に込められた精神性や季節感についてもわかりやすく学ぶことができ、無理なく自然に身につけていくことができます。他流派で茶道をご経験の方で、遠州流独自の「綺麗さび」の美学に触れてみたいという方にも門戸が開かれており、新たな視点での学びを深める機会となるでしょう。
茶事・茶会へ向けて
日々の稽古で学ぶ点前は、茶事や茶会での実践を想定した「割稽古」として位置づけられています。実際に、稽古茶事や茶会を催す機会もあり、参加は自由。日常のお稽古の成果を感じられる良い節目として、多くの学びを得る機会となっています。
炭点前と灰形のお稽古
北村先生の教室では、炭点前や灰形にも力を入れています。茶道において炭や灰は、湯を沸かすための道具という以上に、亭主の心を表す大切な要素とされています。炭は水で洗って天日で芯まで乾かし、灰は篩い、ほうじ茶でしめしてさらに寝かせるという、伝統的な手法で手間と時間を惜しまない丁寧な準備が行われています。「灰は育てるもの」とも言われるように、季節ごとに設える灰形は、見た目の美しさだけでなく、茶席の空気を静かに支える存在です。炭火を起こし、釜を掛け、湯が沸いて初めて、一服のお茶が生まれます。炉中の炭や灰形の移ろいを眺めることは、茶の湯の醍醐味でもあります。興味をお持ちの方には、炭点前や灰形の勉強会への参加機会も用意されています。
日常の中で、静けさと美しさを
北村宗月先生の教室は、ただ作法を学ぶだけの場所ではありません。茶の湯を通じて、日々の暮らしの中に静けさと美しさを見出すことのできる、心の学びの場でもあります。ご自身のペースで茶道を深めたい方に、ぜひおすすめしたい教室です。
世田谷区東玉川茶道教室(田園調布・奥沢)
土曜日 13:00〜18:00
※月2回、ご都合に合わせて予約制。日程変更・翌月への振替も可能です。
アットホームな雰囲気
お稽古は先生のご自宅で行われており、落ち着いたアットホームな雰囲気の中で、楽しく和やかな時間が流れています。
田園調布駅・奥沢駅から徒歩8分
東急東横線・目黒線「田園調布駅」より徒歩8分、東急目黒線「奥沢駅」より徒歩8分。交通アクセスが良く、主婦や学生、お勤めの方でも通いやすい教室です。
稽古日
年間予定、金曜日13:00~19:00 土曜日13:00~18:00より月2回ご都合の良い日時をご予約いただけます。ご予約は変更、翌月への繰り越しも可能です。
ご興味のある方は、稽古見学が出来ますのでお問い合わせください。