令和5年3月12日(日)、遠州公を偲び第377回遠州忌茶筵が東京・芝の東京美術倶楽部で行われました。茶会に先立ち花の間にて遠州茶道宗家13世小堀宗実家元が遠州公に供香供茶を奉仕されました。濃茶席は小堀宗実家元が、薄茶席は善田好日庵氏が、立礼席を遠州流茶道東京支部青年部が釜を掛けました。本年は小堀家世大膳宗慶公350回忌、12世紅心宗慶宗匠13回忌にあたるため、展観席や茶席には両者に因んだ道具が飾られました。全国から参席された来賓・門人・数寄者・茶の湯愛好者は、遠州公ゆかりの名品を愛でながらゆったりと一服を味わいました。
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撮影のご協力ありがとうございました。