教授者

工藤宗美 先生

更新日:2024年1月10日

プロフィール

茶道の心と技を学び 日本の伝統文化に触れてみては いかがでしょうか

教授者資格
上席家元参与
性 別
女性
プロフィール

◎遠州流茶道への貢献

 工藤宗美先生は、上席家元参与としての資格を持ち、遠州流茶道連盟理事と秋田東支部支部長を務め、遠州流茶道の発展に貢献しています。先生の茶道歴は長く、昭和46年に聖霊女子短期大学茶道部に入部し、昭和47年に遠州流茶道に入門。そして、平成2年4月に家元師範代の資格を取得し、茶道教授の道を歩み始めました。

◎地域の文化交流

 工藤先生は、茶道の普及と文化交流に熱心に取り組んでいます。近年では、矢島茶会が県内で高い評価を受け、他地域からも茶会の依頼が寄せられています。また、由利鉄道株式会社や由利本荘市観光課からも同様の依頼を受け、龍源寺様と共に社中一同でおもてなしに励んでいます。
 遠州流と矢島の関わりは当地の初代藩主生駒高俊公の御生母が遠州公の御正室と共に藤堂高虎公の養女であったこと由来致します。 
 矢島茶会は平成14年に龍源寺隣接の歴史交流館八森苑、道益苑が遠州茶道宗家のご指導を頂き完成したことを記念し、小堀宗慶宗匠によります生駒家菩提寺の龍源寺においての生駒家献香と講話、そして道益苑でのお茶会から始まりました。
 なお、令和6年5月12日に20回目の記念茶会行われます。茶席は龍源寺、道益苑の二席です。

◎学校茶道の指導

 平成24年にお家元が矢島中学校生(112名)、矢島高校生(93名)を対象として「遠州流茶道子ども塾」を開催して下さいました事を記念して茶道教室が始まりました。
矢島中学校は二年生対象に、平成25年から令和3年までは文科省の支援を受け、以後は由利本荘市の支援で続いています。
 この活動に対しまして平成30年に「未来たまご紅心育成賞」を受賞しました。
矢島高校は平成25年から秋田県地域連携プロジェクトの支援で遠州流茶道同好会から始まり、現在は部活動と一年生対象の茶道教室を行っています。
 両校共に茶道教室は龍源寺内、及び道益苑で開催。矢島中学校の茶道教室参加の有志と矢島高校茶道部員は矢島茶会に積極的に参加しています。

◎他人への心配りを大切に

 平成2年から平成13年まで母校である聖霊女子短期大学茶道部の稽古を指導し、平成4年からは地域の方を対象とした茶道教室を自宅で開催。龍源寺茶道教室開催から矢島での学校茶道指導へと繋がり多くの学生に茶道を教えてきました。特に中高生に対しては、基本的なことを大切にしながらも、主客を体験させ、双方が楽しむことを重要視しています。先生の指導のもとで、茶道を通じて季節やお客様をおもてなす心豊かな時間を共有し、他者への思いやりを育むことができます。

◎日本文化の発展に奉仕

 工藤先生はその活動に対して多くの評価を受けています。平成30年に未来たまご紅心育成賞を受賞し、令和4年には遠州流茶道への貢献が認められ家元表彰がされるなど、先生の献身と努力に感謝の意が示されています。未来たまご紅心育成賞は、次代を担う若者を育成し、日本文化の発展に寄与した方に贈られる賞。

 先生の指導のもとで、茶道の奥深さを探求し、新しい人生の一歩を踏み出してみませんか。

由利本荘市石脇茶道教室 工藤宗美

教授者
工藤宗美 先生
稽古日
金曜日(月4回)13:30~16:30、19:00~21:00
お問い合せ
詳 細

 毎週金曜日の13:30~16:30、19:00~21:00に稽古が行われます。茶道に興味をお持ちの方々のために、月に1回(第4土曜日14:00〜17:00)には茶道体験教室も開催しています。初心者から経験者まで、誰もが茶道を楽しむことができます。茶道の魅力を感じ、心を静めるひとときをお楽しみください。
 お車でお越しの方は、石脇三軒町・三軒町バス停前に駐車場があります。

稽古場所
由利本荘市石脇字石脇218 (自宅)

由利本荘市矢島龍源寺茶道教室

400年の歴史を誇る龍源寺でお稽古

教授者
工藤宗美 先生
稽古日
第2・4木曜日 14:00〜17:00
お問い合せ

0184-55-2233 (龍源寺)
詳 細

 由利本荘市の龍源寺は、400年以上の歴史を誇る曹洞宗の寺院で、矢島藩主 生駒家の菩提寺。美しい庭園と格式高い建物は、心を癒す空間です。歴史あるお寺での稽古は、伝統と共に新しい体験をもたらします。
 龍源寺茶道教室では第2・4木曜日、14:00から17:00まで稽古が行われます。

稽古場所
由利本荘市矢島町城内田屋の下26 龍源寺