本部からのお知らせ

謹賀新年

2015.01.1

お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

理事長より新年のご挨拶

 茶の香りと共に豊かな初春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
本年は乙きのと未ひつじの歳。志を樹て幾多の障害を克服して希望のある豊な未来を創造するに志のある者にとってはとてもやり甲斐のある歳と伝えられています。人生においても、職場においても、さらに茶の湯の道においても大いに好機と捉え、励んでまいりましょう。


 昨年は先ず、映画「父は家元」に始まりました。ご覧になられた方々に深い感銘を与え、私たち遠州流茶道を学ぶものにとって、四百年の間一系の伝統を継承された遠州茶道宗家十三世小堀宗実御家元に載いていることを、大変誇りに思うと共に、しあわせを感じました。


 明治維新によって排仏毀釈、武家文化の否定がなされ武家茶道である遠州流は窮地に立たされましたが、正しい礼法と作法を守り抜き、今日の美しいお点法を伝えました。これは米国ニューヨークメトロポリタンミュージアム(世界最大級)が、ジャパンギャラリーオープンセレモニーで、献茶式に日本の正統な茶道として遠州流茶道を選び、十二世小堀宗慶宗匠がお点法を披露されたことでも知ることができます。私も同行しお手伝いさせていただきましたが、その厳粛な儀式は参列者一同に深い感動を与えたことに心から誇らしく存じました。
 我国を代表する文化としての茶道。その中でも日本文化を代表する遠州流茶道に連なるものとして、その責務は大変大きなものであることを自覚し、精進してゆかねばと存じます。先人のご苦労のお蔭で茶道は世界の心ある方々から尊敬を集め、日本の素晴らしさを称えていただいています。それだけに日本の文化に期待を持って来られた方々に現実は異なることで失望を与えています。アメリカナイズされた日本。これで良いのでしょうか?少なくとも日本人らしさ、日本の誇りを身につけた日本人に出会える、来日者に喜んでいただける日本でありたいと思います。茶道はお点法を通して高い日本の精神性を学ぶことができると共に、表現することができます。何よりも自分自身の豊かな心を養いしあわせな日常生活を過ごすことができます。また、「父は家元」を鑑賞するにつけても納得することができます。殊に床の間に掛けられた一幅の掛軸の禅語、惑いは仏語は悟りの世界に導いてくれます。


 さて、わたくしたち門弟は、2020年の東京オリンピック、パラリンピックを目標に、工夫をこらして茶の湯のご縁を広げ、全国一万人の会員を達成いたしましょう。この実現によって、先人の築いて来られた素晴らしい日本の国をよみがえらせ、子孫に喜ばれるよう使命を果たして参りましょう。

平成二十七年元旦
遠州流茶道連盟
理事長 長谷川 宗裕



2014 未来たまご紅心育成賞 最優秀賞決定

2014.10.27

おめでとうございます。
最優秀賞 ゆかた茶会 伝統文化を子どもたちに
愛知支部 (撫子会) 代表 中川宗津
協賛 当事業は、以下の企業にご協賛いただきました。
心より厚く御礼申し上げます。


◆ゴールトスポンサー
丸久小山園様 上林春松本店様 福寿園様
両口屋是清様 大有様





世界初茶道長編ドキュメンタリー映画「父は家元」絶賛公開中!

2014.04.8

宗実家元が題材となったドキュメンタリー映画「父は家元」が各地で公開されています。
東京では、凱旋公演が決定しました!
坂東三津五郎丈はじめ多くのゲストが語り、宗実家元次女小堀優子氏のナレーターで進行する世界初茶道長編ドキュメンタリー映画で、お茶を知らない方からも好評を得ています。 高野裕規監督の初作品をどうぞお楽しみください。

公開中の劇場は、サイトにてご確認ください
監督・脚本:高野裕規(初映画作品)
音楽:喜多郎
ナレーション:小堀優子(家元次女)
制作:ワック映像部
上映時間:91分



世界初茶道長編ドキュメンタリー映画「父は家元」絶賛公開中!

2014.02.17

宗実家元が題材となったドキュメンタリー映画「父は家元」が各地で公開されています。
高野裕規監督の初作品として話題となっています。
坂東三津五郎丈はじめ多くのゲストが語り、宗実家元次女小堀優子氏のナレーターで進行する世界初茶道長編ドキュメンタリー映画で、お茶を知らない方からも好評を得ています。
最寄りの劇場で是非ご覧ください!(公開中の劇場は、サイトにてご確認ください)

監督・脚本:高野裕規(初映画作品)
音楽:喜多郎
ナレーション:小堀優子(家元次女)
制作:ワック映像部
上映時間:91分


謹賀新年

2014.01.1

皆様、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

理事長より新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。
昨年は、2020 年東京オリンピック・パラリンピックが決定し、日本の美、おもてなし文化を世界の人々に親しんで戴く好機に恵まれました。


 茶の湯こそおもてなし文化の核心であり、集大成であると存じます。また、世界の心ある方々は、茶道に大きな期待を持っておられます。日本人は、皆茶道の作法が出来ると信じておられるようです。しかし現実は大きく異なり、がっかりさせることになってしまうのではないかと危惧しています。幸い七年という準備期間が与えられています。壊れゆく日本の茶道を再興して、海外の方々をお迎えするおもてなし文化を共有し、先ず世界に誇れる私たち日本人の豊かな心を磨き内外共に仕合せな社会造りを実践してはと存じます。そのことが東京オリンピック・パラリンピック成功の要となるのではないでしょうか。タイミングが良いことに私たちをお導き下さる小堀宗実お家元とご家族を中心にした映画「父は家元」の上映が2014 年1 月25 日より東京・横浜・名古屋・大阪などで始まり、遠州流茶道の魅力と醍醐味が披露されることになりました。この機会に、未だ茶の湯に親しまれていない方々に是非ご覧戴き、ご縁の輪を力強く広げてまいりましょう。


 昨年、金沢で前田家の筆頭家老本多家の現在のご当主が会長となられて遠州顕彰の会が発足し、小堀宗実お家元はじめ、地元有力者、博物館、美術館関係者、遠州流茶道門人、他流の方々が大勢参加され懇親会が行なわれました。その折、私に乾杯の音頭をとるように指名を戴き一言挨拶申し上げました。そこで話したのは、これまで金沢は小京都、公家の文化を謳ってこられましたが、実は日本を代表する武家の文化の地であるということ。東京は既に維新政府の廃仏毀釈により江戸(徳川)文化の否定、更に関東大震災での被災、大東亜戦争での大空襲により武家文化は、ほぼ壊滅の状態でした。英国、フランスより世界に比類なきものとして高い評価を受けた江戸文化を正当に守っているのは加賀百万石、金沢であるということ。金沢城をはじめとする加賀の美、金沢に伝えられた雅の文化は公家の文化ではなく、小堀遠州公による綺麗さびの文化であり、世界に誇る江戸文化は金沢の地に伝えられているということを話しました。その時は万雷の拍手を頂戴し金沢の新しい方向性が定まったとの共感をいただきました。
 小堀遠州公は、海外の美術評論家から日本のレオナルド・ダ・ビンチと評価されており、徳川の文化は今改めて世界の注目を集めています。家康公により晩年こよなく愛された駿府城の造営を任され、その功により遠州の号を戴き、二代将軍秀忠公、三代将軍家光公の茶道指南役となり徳川繁栄の基礎を造りました。茶道を通して文化を興隆し、ひいては日本全国の藩を繁栄に導きました。まさに文化による経済発展を実現されたのです。


 東京オリンピック・パラリンピックは新しい日本の方向性を指し示しています。スポーツの祭典を通して、文化の興隆と経済の発展を実現する好機でもあります。おもてなしは、世界が求める日本文化の象徴です。おもてなしは、江戸に培われた総合文化です。維新政府によって疎かにされた江戸文化の復活は今を生きる私たちの責務でもあります。フランスのシラク大統領も愛した江戸文化。今こそ江戸の復興を通して江戸文化の見直し、大衆文化の再興、歪められた江戸の再生をここ東京に拠点を置く遠州流茶道が、お家元のご指導の下に立ち上がらなければなりません。


 徳川将軍家をはじめとして江戸に生きた武士、農民、職人、商人。更に元氣な女性。衣、食、住。芸術、美術、詩歌、学問、信仰等。いずれも世界に比類のないもの、遠州公のルネッサンス的万能型教養人としての功績を範として東京から全国に発信していかねばと存じます。先ずは、東京を中心としておもてなし文化の窓を開け、全国にも呼応していこうではありませんか。

2014年元旦
遠州流茶道連盟
理事長 長谷川宗裕